思いやりのココロを世界に

 世界中から豊かな先進国として認識されている日本。しかし、ここ数年食品偽装や耐震偽装、汚職政治に原発の放射能事故など、人を信じることが出来なくなるような浅ましいニュースが日本社会を覆っています。これは、インターネットを含めたメディアの急速な発達が、「悪事千里を走る」の例えのごとく悪いニュースを表面化させているだけで、人間の本質は今も昔も変わらないのかもしれません。が、しかし同時に社会性を持たない、もしくは持てない身勝手な人が増えている世の中であることは、紛うことなき事実だと感じてます。

 そんな社会情勢を危惧した私は、まず自分たちにとっての身近な生活を啓発(教育)の力で「維新」する必要があると考え2008年、志のある仲間が本音で語れるコミュニティを目指し、NPO法人環境維新隊を立ち上げました。
 試行錯誤を繰り返した活動はすべてが順調だった訳ではありません。しかし2012年、今までの活動実績を(公社)日本ユネスコ協会連盟に認定していただいた結果、活動の方法は違えども理念を同じくする民間ユネスコ団体として、連盟に参加することを決意しました。

 外郭団体から(公社)日本ユネスコ協会連盟へ参入した、国内初の団体でもある私たちに課せられた使命として、世界の平和を推進するユネスコ教育を認識・普及するとともに、他人への配慮を美徳とする日本独自の解釈と工夫を加えながら、一般市民にとって身近なソーシャルアクションを提唱していきたいと考えています。

 東日本大震災に伴う福島第一原発事故以来、経済的な満足を求めるだけでは自分たちの世代はおろか次世代をもシアワセにすることは出来ないと実感している現在、私たち有志は利便性だけを追求するのではなく、一歩ずつ社会性を回復した明るい未来の社会の実現を目指す必要があるのではないでしょうか?  
 当団体は人や地域そして社会をお互いが学びあいながら、参加した誰もがココロ豊かに創造出来る学校のような共育の場として鋭意邁進する所存です。皆様、どうぞ宜しくお願い致します。
2012年9月 環境維新隊 東京ユネスコクラブ 理事長 濱松 敏廣